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2019年 春合宿 〜後半〜

こんにちは。
58期鳥類班班長のオパールです。
今回のブログは春合宿のブログの後半です。まだ前半を読んでいないという方はこちらからhttp://apss1961.blog.fc2.com/blog-entry-153.html?sp

後半は少しだけ忙しい日が続きました。

3月20日(春合宿7日目)
この日は早朝ドライブを行いました。大原港側へ向かって、朝食の時間前に帰れるギリギリまで車を走らせます。日が出る前にキャンプ地を出たため、リュウキュウコノハズクやリュウキュウアオバズクの声が聞こえました。珍しい鳥はみることはできませんでしたが、カンムリワシを比較的多く見ることができました。何より今回の早朝ドライブで驚いたことは、オサハシブトガラスがたくさんいたことです。地面にも電線にも木にも、必ず3〜5羽程の群れで集まっていました。本当に今年はオサハシブトガラスが多いです。カラス横目にキャンプ地へ戻り、朝食を食べました。
朝食後、支度をしてから本日は大富林道へ向かいました。大富林道では、人馴れしているのか、近づいてもなかなか逃げないリュウキュウメジロがいました。天気も不安定で蒸し暑いせいか、鳥はなかなか現れず、大富林道では植物班の植物の話を聞きながら過ごしました。植物の種類の多さに驚きです。
大富林道からキャンプ地へ帰る途中、水牛に集るアマサギの群れを見かけました。写真を撮ろうとしたら逃げられました。残念です。
夕食後、ナイトドライブで南風見田の方へ行きました。しかしこの日はフクロウの声すらほとんど聞こえず...。コウモリをたくさん見ることはできました。

3/20の成果 13種13亜種
1.リュウキュウキジバト 2.アマサギ 3.アオサギ 4.ダイサギ 5.コサギ 6.シロハラクイナ 7.カンムリワシ 8.チョウゲンボウ 9.リュウキュウサンショウクイ 10.オサハシブトガラス 11.リュウキュウツバメ 12.イシガキヒヨドリ 13.リュウキュウメジロ 


3月21日(春合宿8日目)
この日は休息日です。合宿後半、疲れも溜まってきたのでキャンプ地でゆっくり休みました。夕方頃、キャンプ地近くの脇道でヤツガシラを見たという情報を聞き、哺乳班の方も少しつれて急いで行くと....

IMG_6660_convert_20190601001348 (1)ヤツガシラ Upupa epops saturata (撮影者:オパール)

いました、ヤツガシラです!オレンジ色と白黒が目立つ...。フィールドスコープなしでもよく見えるところをうろうろしてくれました。双眼鏡で覗きながら写真もとれました。ヤツガシラを探す途中の草原でセッカをたくさん見られ、大満足な休息日となりました。

3/21の成果 9種9亜種
1.リュウキュウキジバト 2.カンムリワシ 3.ヤツガシラ 4.リュウキュウサンショウクイ 5.オサハシブトガラス 6.リュウキュウツバメ 7.イシガキヒヨドリ 8.セッカ 9.ハクセキレイ


3月22日(春合宿9日目)
この日は早朝ドライブへ行きました。前回の早朝ドライブとは別のところへ行ったのですが、あまり鳥は見られませんでした。ただ、やはり今年はオサハシブトガラスが多いことだけはわかりました...。
本日は由布島へ行く日です。朝食を食べ、魚班、植物班とともに由布島へ行きました。由布島はやはり綺麗なところでした。由布島をしっかり堪能してキャンプ地へ帰りました。この日はゆったりとした一日になりました。

3/22の成果 12種12亜種
1.リュウキュウキジバト 2.チュウダイズアカアオバト 3.アマサギ 4.ダイサギ 5.コサギ 6.シロハラクイナ 7.カンムリワシ 8.リュウキュウサンショウクイ 9.オサハシブトガラス 10.リュウキュウツバメ 11.イシガキヒヨドリ 12.リュウキュウメジロ 


3月23日(春合宿10日目)
この日も早朝ドライブへ出かけました。天気が悪く、風が強いこともあり、鳥はほとんど見かけませんでした。しかし、オサハシブトガラスは多かったです。
本日は船浮へ行きました。目当ては珍しい植物です。無事、珍しい植物を見ることができました。緑が多くて鳥もいそうな雰囲気はあったのですが、鳥はあまりみられませんでした。海を見ながらお昼ご飯を食べ、船に乗り、そして車でキャンプ地へ帰る途中、植物班の人に頼んで田んぼに寄らせてもらいました。朝から不安定な天気でしたが、田んぼを歩き始めた瞬間に雨が降ってきました...。タイミングがすごいです。鳥もこれでは見られない...と落ち込んでいた時、カンムリワシの幼鳥が現れてくれました!これを見てまだ何かいるかも、と期待し、さらに歩いて行きます。すると、魚を捉えたミサゴを発見しました!フィールドスコープを持ってきていなかったため、遠目にですが、たしかにミサゴでした。持ってこなかったことに後悔しました...。しばらくミサゴを見た後に、キャンプ地へ戻り夕食を食べました。
そしてナイトドライブへ行きました。本日のナイトドライブは哺乳類班についていくという形で行きました。今日ミサゴの現れた田んぼに車を走らせます。懐中電灯で田んぼを照らしていると...少し大きな、足の少し緑がかったシギチがいました。西表島に来てからなかなかシギチを見れていなかったので、嬉しくて、アオアシシギだ!と叫んだらパッと飛んでいってしまいました。次からは叫ばないよう気をつけたいと思います。田んぼを一通り回った後、森の方へ入って行きました。フクロウ目当てに木を照らしていると、寝ているシロハラを見つけました!冬鳥がいる...と静かに驚きました。そこにネズミも現れて主に哺乳類班の人たちが騒ぎ始め、ライトに照らされて眩しそうな顔をしていたシロハラとネズミはどこかへ去って行きました。その後、南風見田の方へ車を走らせている途中、道路の脇にイリオモテヤマネコが現れたそうです。残念ながら後部座席の左側に座っていた私には見えませんでしたが、哺乳類班が全員みれたようでよかったです。
朝から天気も不安定でどうなるかと思っていましたが、なかなか充実した日になりました。

3/23の成果 14種14亜種
1.カルガモ 2.リュウキュウキジバト 3.アマサギ 4.ダイサギ 5.シロハラクイナ 6.アオアシシギ 7.ミサゴ 8.カンムリワシ 9.リュウキュウサンショウクイ 10.オサハシブトガラス 11.リュウキュウツバメ 12.イシガキヒヨドリ 13.リュウキュウメジロ 14.シロハラ


3月24日(春合宿11日目)
活動できる最後の日となりました。植物班の方々に承諾をもらい、この日は個人的に去年1番鳥が見られた南風見田の方へ行きました。行く途中でひょっこりリュウキュウウグイスが顔を出してくれたり、ズグロミゾゴイが朝から珍しく道路でボーッとしていたりと、幸先が良い1日の始まりとなりました。植物も割と生えている南風見田の浜に出ました。海を見渡すと、大きな鳥が2羽浜に降りてきました。フィールドスコープでのぞくと...ムラサキサギでした!海の方にいるんだ...こっちに来てよかった...と思いながら植物班の方々にもムラサキサギを見てもらいました。ムラサキではなくない?という感想をもらいました。
次に、植物班が行きたいと言っていた勿忘石へ行きました。鳥はいませんでしたが、貴重な話を読むことができました。また、綺麗な植物を見ることもできました。
勿忘石でお昼ご飯を食べた後、鳥班がいつも行く、「ヤマネコ看板」と呼ばれる場所へ行きました。お昼な上に曇っていたため、鳥が出るのかと不安でしたが、畑にはサギが群れていました。色々なサギがいる!と思い、フィールドスコープを立てている間に、イノシシ除けと思われる銃声がなり、サギたちは驚いて飛んでいってしまいました..。しかし、それと同時に猛禽類も3羽、飛び立ちました。急いで双眼鏡で確認すると、カンムリワシとチョウゲンボウとサシバでした!見やすいところに止まってくれたサシバにフィールドスコープの焦点を合わせて植物班の人に見せました。白い眉斑がはっきりと見えました。
引き続きうろうろと田んぼ周辺を歩いていると、シギが2羽でちょこちょこ歩き回っているのを見つけました。止まってくれたので急いで焦点を合わせると、タカブシギであることがわかりました。
やはりヤマネコ看板の前はたくさんの鳥がいるようです。最終日も充実した日となりました。

3/24の成果 24種24亜種
1.カルガモ 2.リュウキュウキジバト 3.ズグロミゾゴイ 4.アマサギ 5.アオサギ 6.ムラサキサギ 7.ダイサギ 8.コサギ 9.シロハラクイナ 10.タカブシギ 11.イソシギ 12.サシバ 13.カンムリワシ 14.チョウゲンボウ 15.リュウキュウサンショウクイ 16.オサハシブトガラス 17.イシガキシジュウカラ 18.ツバメ 19.リュウキュウツバメ 20.イシガキヒヨドリ 21.リュウキュウウグイス 22.リュウキュウメジロ 23.セッカ 24.ハクセキレイ

3月25日(春合宿最終日)
帰る日がきました。今回の春合宿は参加者が多く、慌ただしく車が港を行ったり来たりしています。突然のスコールもあり、片付けや朝ごはんもままならず、私も車に乗って港へ行きました。行く途中、カンムリワシを見ることができました。長いようで短かった春合宿が終わり、寂しいようなホッとしたような気持ちになりました。

最後に春合宿全体の成果です。
37種37亜種
1.カルガモ 2.リュウキュウキジバト 3.チュウダイズアカアオバト 4.ズグロミゾゴイ 5.アマサギ 6.アオサギ 7.ムラサキサギ 8.ダイサギ 9.コサギ 10.クロサギ 11.シロハラクイナ 12.シロチドリ 13.アオアシシギ 14.タカブシギ 15.イソシギ 16.ミサゴ 17.サシバ 18.カンムリワシ 19.リュウキュウコノハズク 20.ヤツガシラ 21.チョウゲンボウ 22.リュウキュウサンショウクイ 23.オサハシブトガラス 24.イシガキシジュウカラ 25.ツバメ 26.リュウキュウツバメ 27.イシガキヒヨドリ 28.リュウキュウウグイス 29.リュウキュウメジロ 30.セッカ 31.シロハラ 32.イソヒヨドリ 33.リュウキュウキビタキ 34.スズメ 35.キセキレイ 36.ハクセキレイ 37.ホオジロハクセキレイ


長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。たくさんの方にお世話になった春合宿でした。私は長期合宿も残すところあと1つ、最後までしっかりと楽しんで鳥類の調査をしたいと思います。
鳥班の合宿はまだまだ続きます。今後の記事もお楽しみに!
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2019年 春合宿 〜前半〜

こんにちは。
58期鳥類班班長のオパールです。
遅くなりましたが、今回は春合宿、ということで西表島に行きました。平成最後の春合宿です。鳥班は私しかいないので、植物班に同行する形で調査することになりました。
私にとっては最後の春合宿なので、楽しみつつ調査を頑張りたいと思います!


3月14日(春合宿1日目)
私が西表島に着いたのは17時頃でした。
キャンプ地へ行く途中、去年はたくさん見られたカンムリワシがほとんど見られませんでした。なんだか異例な春合宿になる予感がします。
今日は飛行機や船でとにかく疲れたので、おとなしくテントで寝ました。


3月15日(春合宿2日目)
さっそく春合宿の活動を始めようとした矢先に雨が降りました。
曇っていますが、少し遅れて宇多良炭坑へ。
とてもぬかるんでいて、長靴でゆっくり歩いていきます。木が茂っていてなかなか見えませんが、途中でひょっこり出てくる鳥たちや鳥の鳴き声を植物班の人たちに説明しながら、また植物班の人に植物の説明をしてもらいながら歩き、最奥地へ。

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宇多良炭坑にて 
撮影:オパール

とても神秘的で美しいところでした!植物の説明を聞き、私は鳥を探します。
探していると、茶色い小鳥が現れました。リュウキュウキビタキのメスです!
残念ながらオスは見れませんでしたが、神秘的な植物やリュウキュウキビタキのメスが見れて満足です。
その後住吉牧場の方や子午線モニュメント、千立集落を回りましたが、天気がずっと悪いせいか、なかなか鳥は現れてくれませんでした。
その日の夜はナイトドライブへ。
フクロウ系を目当てに子午線モニュメントや千立集落の方へ行きましたが、結局鳴き声しか聞こえませんでした。
鳥果としては少し苦い結果になりましたが、まだ合宿2日目です。明日も頑張っていきたいと思います!

3/15の成果 12種12亜種
1.リュウキュウキジバト 2.ダイサギ 3.コサギ 4.シロハラクイナ 5.カンムリワシ 6.オサハシブトガラス 7.イシガキシジュウカラ 8.リュウキュウツバメ 9.イシガキヒヨドリ 10.リュウキュウメジロ 11.リュウキュウキビタキ 12.キセキレイ


3月16日(春合宿3日目)
本日は休息日です。植物班と共に船浦港で釣りを楽しみます。天気はまた曇りかつ不安定でしたが、砂浜でちょこちょこと歩き回るシロチドリがたくさん見られました。
また、スーパーへ連れて行ってもらっている途中でクロサギを海岸で見つけました。
また、キャンプ地の近くでカンムリワシの幼鳥も見ることができました。白くてかっこかわいいですね。
休息日なのに少し鳥が見れてラッキーでした!

3/16の成果 11種11亜種
1.リュウキュウキジバト 2.ダイサギ 3.コサギ 4.クロサギ 5.シロハラクイナ 6.シロチドリ 7.カンムリワシ 8.オサハシブトガラス 9.リュウキュウツバメ 10.イシガキヒヨドリ 11.リュウキュウメジロ 



3月17日(春合宿4日目)
天気はまたも不安定な曇りでした。
この日は古見の方へ行きました。
天気のせいか、鳥はあまり現れませんでしたが、カンムリワシが比較的多くみられました。
美味しいお昼ご飯を食べて気を取り直して西表島センターへ。剥製などをみて、今年の鳥の観察情報を確認し、スーパーによってからキャンプ地へ帰りました。

3/17の成果 15種15亜種
1.カルガモ 2.リュウキュウキジバト 3.チュウダイズアカアオバト 4.アオサギ 5.ダイサギ 6.コサギ 7.シロハラクイナ 8.カンムリワシ 9.チョウゲンボウ 10.リュウキュウサンショウクイ 11.オサハシブトガラス 12.リュウキュウツバメ 13.イシガキヒヨドリ 14.イソヒヨドリ 15.リュウキュウメジロ 


3月18日(春合宿5日目)
この日は晴れたり曇ったり雨が降ったりと、またまた不安定な天気でした。
本日は哺乳類班、魚類班、植物班と共にピナイサーラの滝へ行きました。
その入口付近でホオジロハクセキレイを見ることができました!

しばらくホオジロハクセキレイを観察した後、ピナイサーラの滝へ向かって山を登っていきます。なかなか険しい山道で苦労しましたが、ピナイサーラの滝へついた時の景色は絶景でした!そこでみんなでお昼ご飯を食べます。
しばらく滝の付近を散策した後に下山。晴れてたら最高だったなあ、と思いつつ、下山しました。鳥を見るのには向いているとは言い難い山でしたが、とにかく景色は絶景でした。

その後、夕食前にお土産を買いに車を走らせます。急なスコールにあいましたが、無事お土産を買い、キャンプ地へ帰る途中で、畑に佇むズグロミゾゴイを発見しました!驚きです。

夕食後、マンゴー林道を歩きました。15日に見られなかったリュウキュウコノハズクを見ることができました!
少しハードなスケジュールでしたが、充実した1日になりました。

3/18の成果 11種11亜種
1.リュウキュウキジバト 2.チュウダイズアカアオバト 3.ズグロミゾゴイ 4.シロハラクイナ 5.カンムリワシ 6.リュウキュウコノハズク 7.オサハシブトガラス 8.イシガキシジュウカラ 9.イシガキヒヨドリ 10.リュウキュウメジロ 11.ホオジロハクセキレイ


3月19日(春合宿6日目)
この日は休息日でした。
再び植物班と魚班の方々と共に船浦港へ釣りへ。この日は海が荒れていたせいか、シロチドリが少ししかいませんでした。魚の方もなかなか釣れませんでしたが、何匹かは釣れたため、持って帰って調理し、美味しくいただきました。

3/19の成果 6種6亜種
1.リュウキュウキジバト 2.シロチドリ 3.オサハシブトガラス 4.イシガキシジュウカラ 5.リュウキュウツバメ 6.イシガキヒヨドリ   
       

春合宿はまだまだ続きます。
長くなりそうなので、ブログは後半へ続きます!

もう冬鳥が現れる時期・・・

こんにちは、第56期鳥類班班長のルリコンゴウです。
今回は、11月8日に行った総合調査について書いていきます。

11月8日は、演習林にて行いました。
参加者は1年生1名(Oさん)、2年生2名(Nさん、チカディー)、3年生1名(ルリコンゴウ)の合計4名でした。

今回の総合調査、「聞きなれない声がちらほらするな~」と思い、「何だろう何だろう」と心躍らせながら鳥を探しました。
寒くなれば当たり前なのかもしれませんが、冬鳥のシメが出ていました。
夏以降、演習林での総合調査で冬鳥を確認したのは、今回が初めてです。
シメを確認した時は、「もうこんな時期なのか・・・」と、感慨深くなりました。

単に大学を往復するだけの日常では、時の流れを実感して過ごすことは難しいです。
しかし、月に2回とはいえ、調査地を訪ねることで、季節の変わり・時の流れを感じられます。
言い換えれば、定期的に調査をしているから、時期による鳥類層の違いを実感できるのです。

・・・と語ってしまってはいますが、要は、継続して調査を行うことのやりがいや意味を再認識したということです。
56期の引退は12月で、もう引退目前ですが、引退してからも私は時々各調査地を訪ねたいと思っています。

今回の総合調査の結果は、以下の通りです。
7種7亜種
*は鳴き声のみ
1.ハシブトガラス* 2.シジュウカラ* 3.ヒヨドリ 4.エナガ 5.メジロ* 6.カワラヒワ 7.シメ

2017年夏合宿

こんにちは! 第56期鳥類班班長のルリコンゴウです!
お久しぶりです! 私が記事を書くのは、実に半年ぶりです(汗)
今回は、夏合宿について書いていきます。

今年の夏合宿の場所は、徳之島でした。
動植研全体では、8月18日から25日に行われました。
鳥類班の参加メンバーは、3年生1名(ルリコンゴウ)でした(大汗)

で、私が活動を行ったのは、18日から22日でした。

これから活動の報告をしていきます!

3月18日(初日)
初日は・・・一言で言うと、ヒマでした(笑)
徳之島に関東から行く場合、どんな行き方でも船かフェリーの乗り継ぎが必要です(爆)
ルリコンゴウは船で行く方法をとりました。そしたらヒマなのなんの・・・
深夜便で那覇に着いて、早朝、フェリーに乗り換えて、乗ること約10時間・・・綺麗な島々を見ながらの船旅を経て、やっと徳之島の港に寄港しました!
ヒマだったけど、魚類班や哺乳類班の人たちと会えたから、少しは気が紛れたかな・・・?

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行くぜ! 徳之島!! (撮影:ルリコンゴウ)

港に着くと、先着組が迎えに来てくれていました。
キャンプ場に到着したのは17時過ぎ!
え?17日の夜遅くに家を出てるんだよ!?
飛行機の搭乗時間が短かったり、何気に船旅が楽しかったりで、初めから寝不足のルリコンゴウ・・・
キャンプなので、初めから効率の良い睡眠がとれることには期待していないだけに、ちょっと心配になる中で、夏合宿が始まりました!

夕食までの時間、キャンプ場周辺を歩いているとまず思ったのは・・・
リュウキュウメジロ多すぎぃーーーッ!
キャンプ場目の前に広がる海に行くと、爬虫両生類班のTくんが岩場を歩いていました。
いやー絶景かな絶景かな!
たまたま撮った写真の写りが良かったので、載せます。T君も楽しそう~。

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爬虫両生類班のTくん Homo sapiens sapiens (笑) (撮影:ルリコンゴウ)

ほどなく夕食の時間になり、真っ暗に・・・
夜は爬虫両生類班に同行し、キャンプ場内でヘビやトカゲを探しました。
てな感じで初日終了!

ここで、初日の成果です!
4種4亜種
1.リュウキュウキジバト 2.アマミヒヨドリ 3.リュウキュウメジロ 4.イソヒヨドリ


8月19日(二日目)
さあ!鳥を探すぞ!と早起きしてテントの外に出ると、リュウキュウアカショウビンとズアカアオバトの声が聞こえるではありませんか!
探しに行きたかったけど、今日は食事当番でした!

今回の合宿では、鳥類班単体での活動ができないので、基本的に、車の座席に空きがある昆虫類班の活動に同行しました! なので、昆虫類班と一緒に食事当番です!(味噌を溶かして味加減を見る役割をすることになるとは夢にも思っていませんでした(笑))
 
 天城岳の北麓にある林道で昆虫類班は探虫、鳥類班は探鳥(笑)
林道に入ると、昆虫類班のみんなは虫をジャンジャン見つけるけど、鳥類班は・・・暑すぎて鳥がなかなか出てこない!
リュウキュウメジロがいるか、それとも何もいないか・・・という感じでした。
でも時々、ズアカアオバトやリュウキュウキジバトの鳴き声が聞こえる・・・それだけかい!?
はい!それだけでした(涙)

てな感じで、虫を勉強しながら時々木の中を凝視していました。アマミヒヨドリはハッキリと見えました!!

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アマミヒヨドリHypsipetes amaurotis ogawae (撮影:ルリコンゴウ)

何だかんだで昼の探鳥・探虫が終わり、食事当番の準備に入りました。
コッヘル一杯の食事も終わり、さぁ、夜の活動です!

夜は、哺乳類班のナイトドライブに同行しました!
場所は、大城山周辺!
狙ってたのは、リュウキュウコノハズク!
哺乳類班の協力により、リュウキュウコノハズクはもちろん、アオバズクや寝ているズアカアオバトまでも見ることができました!

これらの種は、哺乳類班のNさん、Sくん、Mさんの協力なしでは、発見はありませんでした。これにてお礼申し上げます。

写真が上手く写らなかったので、写真はありません。

19日の成果です!
8種8亜種
1.リュウキュウキジバト 2.ズアカアオバト 3.リュウキュウコノハズク 4.アオバズク 5.リュウキュウアカショウビン 6.ハシブトガラス 7.リュウキュウメジロ 8.アカヒゲ


8月20日(三日目)
今日も朝早く起きて、キャンプ場内で一人探鳥!
そしたら、アカヒゲがいるではありませんか!
なるほど、探鳥では「早起きは三文の徳」ってわけですか!

朝の海もきれいですね~
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畦プリンスビーチ (撮影:ルリコンゴウ)

今日は休息日として、昆虫類班と、爬虫両生類班と一緒に、海水浴をしました!
でも、水着を持っていないということで、午前は爬虫両生類班についていき、買い物をして終わりました・・・。
午後は海に入り、水族館顔負けのサンゴ礁や熱帯魚を見ました!
でも雲行きが怪しく、1時間ほどで終了orz
案の定雨が降り、キャンプ場で雨宿り・・・

退屈だったので、雨が収まってから、朝アカヒゲが出たところへ。
そしたら、いるではありませんか! アカヒゲー!!!
気持ち良さそうに鳴いていました。
この子、学名がコマドリと間違われているのですよね~(笑)

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アカヒゲErithacus komadori komadori (撮影:ルリコンゴウ)

夜は、昆虫類班の活動に同行しました。
昨日のように電線に留まるリュウキュウコノハズクを見ながら林道へ・・・
ライトトラップで、光に寄ってくる虫を観察した後、アマミノクロウサギが出る林道でナイトドライブを行いました。そしたら、いるではありませんか、アマミノクロウサギーーー!!!

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アマミノクロウサギPentalagus furnessi (撮影:ルリコンゴウ)

20日の成果です!
10種10亜種
1.リュウキュウキジバト 2.リュウキュウコノハズク 3.※リュウキュウアカショウビン 4.※アマミコゲラ 5.ハシボソガラス 6.アマミヒヨドリ 7.リュウキュウメジロ 8.※セッカ 9.アカヒゲ 10.イソヒヨドリ
※は鳴き声のみの記録


8月21日(四日目)
前日のナイトドライブ時に乗っていた車でそのまま車中泊をして、今日は朝から鳥を探しに林道へ!

車を走らせていると、出たー! リュウキュウアカショウビン!
「撮ってください」と言わんばかりに留まっていましたが、惜しいですね!逆光orz…
ぜーんぶ逆光のせいだーーー

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リュウキュウアカショウビンHalcyon coromanda bangsi (撮影:ルリコンゴウ)

途中では、リュウキュウツバメも見ることができました!

これで早朝の探鳥は終了、車を運転してくれた昆虫類班のNくん、Iくん、ありがとうございました!

今日の午前の活動でも、昆虫類班に同行しました。
今日は龍泉洞という名前の洞窟へ!
真っ暗な洞窟を、ライトをつけて進みます!
探検気分を味わえました!
洞窟の中には、オオゲジ、コウモリやウナギがいましたが、鳥はいないようですねぇ・・・

洞窟の外では、イソヒヨドリが気持ちよさそうに鳴いていました!

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イソヒヨドリMonticola solitarius philippensis (撮影:ルリコンゴウ)

探検が終わった後、ルリコンゴウと昆虫類班のみんなは徳之島子宝空港へ!
島の鶏飯(けいはん)をいただきました。

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鶏飯 (撮影:ルリコンゴウ)

鶏飯をいただいた後は、哺乳類班に同行しました。
途中、林道を通りながらキャンプ場に戻り、昼の探鳥は終了となりました。
林道ではアカヒゲを発見しました!

夜は、哺乳類班と爬虫両生類班と合同で、島中心部の林道でナイトハイクを行いました。

林道にはアマミノクロウサギの糞や動物の骨を初めとする様々なフィールドサインが落ちており、何か面白い鳥類(アマミヤマシギとか)に会えないかとワクワクしましたが、結局会えたのは、リュウキュウアカショウビンだけでした・・・
 爬虫両生類班が手分けして車を3台にしてくれなかったら、同行することはできませんでした。爬虫両生類班のみなさん、ありがとうございました!

ここで、21日の成果です!
11種11亜種
1.リュウキュウキジバト 2.リュウキュウアカショウビン 3.※アマミコゲラ 4.ハシブトガラス 5.リュウキュウツバメ 6.アマミヒヨドリ 7.リュウキュウメジロ 8※セッカ 9.アカヒゲ 10.イソヒヨドリ 11.スズメ
※は鳴き声のみの記録
 
8月22日(最終日)
今日も、朝早くから昆虫類班のNくんが車を出してくれたので、早朝の探鳥を楽しむことができました。
とはいえ、、、眠いー!
徳之島はただでさえ暑くて、睡眠効率が悪いのに、雨で湿気があるから、もっと睡眠効率が悪くなるのです・・・
でも、徳之島に行くこと自体、この人生でもう最後かもしれない!
と思って、徳之島の中心部の林道で鳥を探します!

車を走らせていると、いるではありませんか!クイナの仲間!
あの足とあのシルエット、紛れもなくクイナの仲間!
色合いからも、「シロハラクイナ」だと思われます!!

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シロハラクイナAmaurornis phoenicurus phoenicurus (撮影:ルリコンゴウ)

また、草原の横の道には小さくて、複雑な模様の鳥がいるではありませんか!
急いで車から出ると、飛ぶのではなく、歩いて草むらに逃げられてしまいました。
一瞬しか見られませんでしたが、仕草、大きさや模様からも、「ミフウズラ」でしょう。

ほどなくして、急な電話が!!
「フェリーが寄港する港が変更になった!?」
といった感じで、急いで別の港に急ぐという形で探鳥が終了しました。

早朝から車を出して探鳥をさせてくれるだけでなく、フェリーターミナルまで送り、同行してくれたNくん、Sくん、Hくん、ありがとうございました!

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サヨナラ徳之島・・・ (撮影:ルリコンゴウ)


ここで、8月22日(最終日)の成果です!
6種6亜種
1.シロハラクイナ 2.ミフウズラ 3.※アマミヒヨドリ 4.リュウキュウメジロ 5.イソヒヨドリ 6.スズメ
※は鳴き声のみの記録


最後に、合宿全体の成果です!
17種17亜種
1.リュウキュウキジバト 2.ズアカアオバト 3.シロハラクイナ 4.ミフウズラ 5.リュウキュウコノハズク 6.アオバズク 7.リュウキュウアカショウビン 8.※アマミコゲラ 9.ハシボソガラス 10.ハシブトガラス 11.リュウキュウツバメ 12.アマミヒヨドリ 13.リュウキュウメジロ 14.※セッカ 15.アカヒゲ 16.イソヒヨドリ 17.スズメ

今回の合宿では、一番見たかったアカヒゲを見ることができ、満足でした。しかし、二番目に見たかったアマミヤマシギは見れませんでした・・・
カメラの調子もなぜか悪く、あまり良い写真は撮れず・・・それらの点は残念だったのですが、
探鳥だけでなく、海水浴、露天風呂、ドライブ、その地特有のグルメ、船旅・・・徳之島を最大限に楽しめたと思っています。

今年の夏合宿の参加者の中で、鳥類班は私一人だったので、鳥類班独自の活動はできなかったです。
しかし、他班の活動に同行したことで、他班がどのような活動を行っているのか、他班がどのような雰囲気なのかを感じ取ることができました。
鳥類班の班長としていられるのもあと少しですが、他班の活動の様子を見て学んだことを少しでも生かして、班長を最後まで務めることができればと考えています。

この夏合宿、最後でしたが、最高の合宿でした。
来年以降の後輩たちの活躍に期待です!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2月の定量的調査の報告

こんにちは!56期鳥類班班長のルリコンゴウです。
今回は、2月5日に行った定量的調査について書きます。
鳥類班の1年生4名(ポエトロテリア、風見鶏、チカディー、Nさん)、2年生2名(スピリタス、ルリコンゴウ)の参加でした。
定量的調査だヨ!全員集合!!といったところでしょうか??

定量的調査とは、引地川にて見られる鳥類の種数と個体数を数える調査です。ラインセンサス法を用い、前から来た鳥や見られた鳥を数える調査です。この調査は野鳥の同定(何の種か判断すること)と、その種の個体数の集計を同時に行わなければならないため、大変な上に時間がかかります。しかし、大変であるからこそ、やりがいのある調査となります。
代が変わって、ルリコンゴウ企画の定量的調査としては2回目となり、少しずつ慣れてきたところですが、1月の定量的調査に続き、生憎の雨が降りそうな天気・・・。
どんな鳥が見られるかというわくわくと、どうか雨、降らないでくれという不安な感情が錯綜している中、定量的調査、スタート!!
(恐れ入りますが、今回は写真がございません。)


さあ始まった定量的調査、雨が今にでも降りそうですが、曇りの日は晴れの日より鳥が出てくるという説もあり、その通りでした。
多くの鳥を見ることができました!それもスズメ大の小さな鳥を・・・(白目)
特に、スズメが木に留まり、スズメのなる木のようになった木を凝視し、スズメを探すのは大変でした。

まだ楽だったのはカワラヒワですかね・・・電線に一列で留まっていたため、数えるのは楽でしたが、意外にも「カワラヒワだ」と同定するのが難しかったです。
カワラヒワは羽の黄色い部分など、他の種と簡単に比べられるほど特徴的で、順光であれば簡単に同定できるのに、逆光かつ曇りのため、カワラヒワが真っ黒に見え、数分みんなで考えました・・・(汗)。

こうして、スズメ、カワラヒワやムクドリの種同定・個体数数えに疲れつつ、歩いていると、カワセミを発見しました!


やがて引地川親水公園に入り、すぐに出迎えてくれたのは、ゴイサギの幼鳥、通称ホシゴイでした!
なんといっても羽の色が美しい!!!
その後、ハクセキレイのような声が聞こえ、川を見たら、ハクセキレイと思しき鳥が飛んでいました。
しかし、よく見ると、ハクセキレイではありませんでした!
その鳥は、セグロセキレイです!
主に頭の色と、声がハクセキレイと異なります。セグロセキレイの鳴き声は、ハクセキレイの鳴き声を若干濁らせたような声です。そして、頭の色は、白と黒をハクセキレイと逆転させたような色です。ハクセキレイに見慣れている私としては、初めて見たときは感動しました。今回も見ることができ、テンションが上がりました。

とうとう、定量的調査が終わる前に、雨が降ってきてしまいました。
雨でテンションと体温が下がっていく中、暗雲に光が差し込むかの様に、私たちのテンションを上げるような出来事がありました。
私は初めて、引地川でシメとアトリを見ました。しかしこれらの鳥は草むらの奥にいて、観察するのが非常に難しかったです。
片手で双眼鏡を操作することはできないので、結局傘を閉じ、雨に濡れたため、テンションは上がっても、体温は下がっていくばかりでした。(←ここ重要)


このようにして、個体数が多いスズメ、カワラヒワやムクドリに翻弄されながらも、珍しい種が見れたため、今回も非常にやりがいがある調査となりました。

最後に調査結果を載せます。
25種25亜種+1種1亜種
1.カルガモ 2.コガモ 3.キジバト 4.ゴイサギ 5.バン 6.オオバン 7.イソシギ 8.ユリカモメ 9.トビ 10.カワセミ 11.モズ 12.ハシボソガラス 13.ハシブトガラス 14.シジュウカラ 15.ヒヨドリ 16.ムクドリ 17.ツグミ 18.スズメ 19.キセキレイ 20.ハクセキレイ 21.セグロセキレイ 22.アトリ 23.カワラヒワ 24.シメ 25.アオジ
その他:1.ドバト
プロフィール

鳥類班

Author:鳥類班
大学周辺だけでなく様々な場所で鳥を見たり記録したりしています。ほんわかした雰囲気で活動しています。時には真剣になったり、調査データと睨めっこして考察したりします。
フィールドは日本全国!

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