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固有種を求めて奄美へ...........

はじめまして、第57期鳥類班ポエキロテリアです。
今回は春合宿........の前に行われた奄美遠征について書こうと思います。
メンバーは2年1名(スピリタス)と、1年3名(風見鶏、ポエキロテリア、エゾ型ミヤマ)の計4名で行きました。エゾ型ミヤマは虫班からの参戦です。
今回の遠征は3月7日~3月12日までの6日間行われました。
正直、春合宿地である西表島よりも固有種のそろう奄美大島はかなり楽しみにしていました。


3月7日(一日目)
奄美空港に着いたのは夕方頃でした、初日は手始めに近くの水田で両爬を探しました。ここではアマミシリケンイモリやヌマガエル、我々のライトに驚いて飛んでいくカルガモやジシギも観察できました。今思えば、水田で飛んで行ったジシギはアマミヤマシギだったのではないか.....と思っています。寝ているところを起こしてしまった鳥達には申し訳ないです。

水田の後は島の中心部の林道へ車を走らせました。
その林道で出会ったのは......

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(アマミヤマシギ Scolopax mira  ポエキロテリア 撮影)

奄美固有種です、車で近づくと「じぇぇぇぇぇ」と鳴きながら飛んでいきます。満月の日は夜でも明るいため活発に行動します。我々が行ったときはちょうど満月に近く、初日からかなり多くの本種を観察することができました。夜行性の鳥って独特の雰囲気があって私は結構好きです。この林道ではリュウキュウコノハズクも割りと近くで見ることができました。

その後は南側の林道を通り、奄美大島の西側にそびえたつ湯湾岳へと向かいました。
その道中ではアマミノクロウサギに会いました..........正直めちゃくちゃいました。あまり天然記念物のありがたみを感じられませんでした。湯湾岳周辺に到着した我々は早朝の鳥観察に備えて道の駅らしき場所にて仮眠を取りました。


3月8日(2日目)
さっそく湯湾周辺の林道へ向かいました、その道中で「ピックイーーーーー」という鳴き声が、
サシバだ!!全員がそう思った(はずです)
去年行った伊良湖でははっきりと姿を確認できなかったので、とても嬉しかったです。猛禽界のイケメンです。

その後フォレストポリス周辺にてルリカケスを確認。一瞬でしたがその独特の体色に感動しました。
つづけて奄美固有亜種のオーストンオオアカゲラも見られました

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(オーストンオオアカゲラ Dendrocopos leucotos owstoni ポエキロテリア 撮影)

つがいで鳴きかわしながら我々の前に現れました。次々と固有種がでます。アオゲラとほぼ同じサイズなのであまり大きいとは感じませんでした。キツツキは鳥っぽくない感じがとても好きです。

さらにここでは.......

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(アマミサソリモドキ Typopeltis stimpsonii ポエキロテリア 撮影)

サソリモドキきた───O(≧∇≦)O────♪
幼体ですね、付属肢末端の赤が目立ってとてもかっこいいです。
本種は腹部末端から酢酸を出します、失明の恐れがあるため顔に近づけるのは厳禁です。
このフォルムかっこよすぎませんか.......奄美最高ですね。


3月9日(3日目)
この日は奄美野生生物保護センターへ行きました。センター前の森でもルリカケスやオオアカゲラが見られました。
この日の夜も湯湾へ、あまりぱっとした生き物は出ませんでした。


3月10日(4日目)
この日は早朝に水田へ向かいました、狙いのリュウキュウヨシゴイは見られませんでしたがルリカケスを割と近くで見られました。

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(ルリカケス Garrulus lidthi ポエキロテリア 撮影)

綺麗というよりは、色に深みがあって渋いような印象を受けました。
この場所ではかなり近くでアカヒゲの鳴き声を聞きましたが、姿を見つけることはできず…

4日目ともなると班員に疲れが見られました、この日はバンガローに泊まりました、久々の休息です、しかしその日の夜に雨が降ってしまいました......かなり久々の雨です。雨の日には両爬が活発に行動します、そんな夜に湯湾岳に行かないという選択肢があるだろうか....いやあるはずがないです。私はエゾ型ミヤマを連れて湯湾岳へ。
そこででたのはA55A0035_convert_20170330141045.jpg
(ヒメハブ Ovophis okinavensis ポエキロテリア 撮影)

普通種......(笑)。カエルはそれなりにみられましたが、ヘビはヒメハブだけ、少し凹みました、やはりまだ寒いのか


3月11日(5日目)
この日は奄美観光ハブセンターと奄美市立奄美博物館へ行きました、色々な資料がありとても勉強になりました。
この日の夜は奄美中央の林道へ


3月12日(6日目)
奄美大島最終日です、この日は朝、水田にてサシバやチョウゲンボウを観察した後、奄美空港へと向かい奄美大島をあとにしました。先輩方も口を揃えて言いますが、奄美大島はとてもすてきな場所でした、今度はリュウキュウアカショウビンや両爬を求めて、初夏に来てみたいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

観察種
32種32亜種
()内の鳥は声のみ
1.カルガモ 2.リュウキュウキジバト 3.チュウダイズアカアオバト 4.ウミウ 5.アオサギ 6.コサギ 7.クロサギ 8.アマミヤマシギ 9.イソシギ 10.ミサゴ 11.サシバ 12.リュウキュウコノハズク 13.カワセミ14.アマミコゲラ 15.オーストンオオアカゲラ 16.チョウゲンボウ 17.リュウキュウサンショウクイ 18.ルリカケス 19.リュウキュウハシブトガラス 20.アマミシジュウカラ 21.リュウキュウツバメ 22.アマミヒヨドリ 23.リュウキュウメジロ 24.(セッカ) 25.シロハラ 26.ツグミ 27.(アカヒゲ) 28.ジョウビタキ 29.イソヒヨドリ 30.スズメ 31.キセキレイ 32.ハクセキレイ



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Author:鳥類班
大学周辺だけでなく様々な場所で鳥を見たり記録したりしています。ほんわかした雰囲気で活動しています。時には真剣になったり、調査データと睨めっこして考察したりします。
フィールドは日本全国!

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