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2019年 大磯 照ヶ崎海岸 アオバト探鳥会Part2                                                                                                          

朝方は一段と肌寒くなり、冬鳥の渡来が待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。


こんにちは。鳥類班59期のダイヤと申します。
今回は2019年9月21日、神奈川県大磯照ヶ崎海岸にて実施した探鳥会の様子を記事にしたいと思います。

今年度は照ヶ崎海岸への探鳥会を2度企画し、1度目は2019年8月2日でした。詳しくは前回のブログをご覧ください。

今回の参加者は3年生1名(オパール先輩)、2年生2名(ダイヤ、ミルク)、1年生1名(五郎助)の計4名でした。

大磯へ来た目的はもちろんアオバトの観察です。


朝8時、大磯駅に集合した私たちは、徒歩で約10分の距離にある照ヶ崎海岸へ意気揚々と出発しました。
目的地へと向かうその途中、アオバトとみられる野鳥2羽が海岸から森の方向へ飛んで行く様子を確認しました。
さっそくお目当てを発見し興奮した私たちは、さらなる大群を期待しながら歩みを進めました。

砂浜が見えてきて、架道橋の下を潜り抜けると、その先には視界一面に太平洋が広がっていました。
この時、時刻は午前8時12分。調査を開始しました。

空はあいにくの曇り空でしたが風は弱く、風速は約3mでした。
数人の中高年男性が長い釣り糸を、広い太平洋に垂らしていました。

ここでふと後ろを振り返り、高架下を覗いてみると、カワラバト(ドバト)の群れが羽を休めていました。
しかし私たちが見に来たのはドバトではなくアオバトです!
前回アオバトが観察された堤防へと向かうため、歩道を歩きました。

堤防へ到着すると既に5~6組の愛鳥家が一眼レフカメラを一列に並べていました。
その方々に挨拶をして、堤防下の砂浜へと移動しました。

太平洋を眺めていると、私たちのはるか遠くに、餌を探すウミウを発見しました。
度々採餌のために海中へと姿を消してしまいます。
1~2分ほど潜り、再び海上へ姿を現した際には、口に大きな魚を咥えていて、その姿はどこか嬉しそうな様子でした。

その時、私たちの頭上を何者かが飛び去って行きました。
正体は…そう、念願のアオバトです!

アオバト縮小アオバト(撮影者:ダイヤ)

10~20羽程度のアオバトの群れは、私たちの立っている砂浜から50m程離れた、半分海に浸かった岩の表面にとまります。
その岩肌はぼこぼこと穴が空いており、海水が溜まっています。アオバトたちはその海水を飲みに皆集まってくるのでしょう。
鮮やかな緑色と、雄のみがもつ栗茶色の羽のコントラストが美しく感じました。
その後も続々とアオバトがやってきて、じっくりと観察でき、有意義な調査となりました。

しばらくしてウミネコやハシボソガラスの記録は得られたものの、特にこれといった目新しい野鳥を見つけることはできず、一旦砂浜から元の堤防へと戻りました。
改めて辺りを見回すと、私たちが立っている堤防はさらに沖の方へと続いていました。
そこで、最後にそちらの様子を確認して、調査を終えることにしました。

沖の堤防へ向かうと、テトラポッドの上にイソヒヨドリが佇んでいました。
透き通るような美しい鳴き声に、思わず聞き入ってしまいました。

午前9時55分、調査を終了しました。


今年度は2度の探鳥会で、1~3年生の計7名全員がアオバトを観察できました。
鳥類班全体で同じ体験を共有できたことは、非常に価値が高いと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
寒暖差の激しい日々が続いております。皆様もどうか体調にはお気を付けてお過ごしください。

以下、今回の成果です。
7種7亜種+1種1亜種
1.カワラバト 2.ハクセキレイ(雌) 3.ウミウ 4.ハシボソガラス 5.アオバト 6.ウミネコ 7.イソヒヨドリ(雄)

その他:ツバメ(大磯駅改札口の天井に営巣)
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2019年 大磯町照ヶ崎海岸アオバト探鳥会

こんにちは。鳥類班58期班長のオパールです。
最近演習林にスズメバチの巣ができてるのを見てしまい、ビクビクしながら演習林を回っています。

今回は、8月2日に行った神奈川県大磯照ヶ崎海岸の探鳥会について書こうと思います。参加者はオパール、鳥班2年のグッタタと新たなる2年鳥班員の猫パン、もう動植研に慣れてきた鳥班1年の五郎助とブンブンです。

この探鳥会の目当ては全体的に黄緑色の体をしたアオバトです。春から秋にかけて潮水を飲むために海岸を訪れます。

照ヶ崎海岸の最寄り駅に集合し、いざアオバトの来る海岸へ...行く途中で、私たちの頭上をアオバトがたくさん通り過ぎていきました。今ならアオバトがたくさんいるに違いない!と思いながら海岸へ向かって歩いていきました。
海岸に到着して最初に出迎えてくれたのは電灯の上にとまるウミネコでした。ウミネコを横目に砂浜へ降りていくと、たくさんのアオバトが飛んできて、潮水を飲みはじめました。みんなで一斉に双眼鏡、もしくはカメラをのぞいてアオバトたちを観察しました。
アオバトたちは、飛んできて、潮水を飲んで、波が来て逃げて、飛んできて、潮水を飲んで...を少々繰り返してから山の方へ飛んで行きました。

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アオバト 撮影者:五郎助

青い空に青い(緑色、黄色っぽい)アオバトが生えます...
「大磯照ヶ崎のアオバト集合飛来地」として神奈川県の天然記念物に指定されているだけあり、アオバトを満足するまでたくさん見ることができました。また、私は見られなかったのですが、班員の何人かはアオバトの「尾浸け行動」が見られたようです。この「尾浸け」という行動は、その名の通り尾や下半身を海面に浸けるという行動のようです。中には海面に羽を広げて浮かんでみたり、足を浸ける個体もいるようです。なぜこのような行動をするのかは謎のままだそうです。一説ですが、サケイの仲間のように、羽毛に水を浸して巣に持ち帰り雛に与えているとしたらおもしろいですね。
その後は砂浜を少し散策しました。釣り人から魚をもらい、取り合うウミネコとハシブトガラスとトビを見ることができました。トビ→ハシブトガラス→ウミネコの順で魚をついばんでいました。強い順なのでしょうか...?

本日は外にいるだけでも具合が悪くなるくらい暑い日(本日どころか最近はずっとそうな気がする...)だったので、探鳥会は午前で終わることにしました。この大磯照ヶ崎海岸の探鳥会は、少しは涼しくなるであろう(願望)9月中にもう一回行う予定です。

今回の探鳥会は、目当てのアオバトがたくさん見れ、トビとウミネコとハシブトガラスの夢のコラボレーションも見れ、なかなか充実した探鳥会となりました。次回も何かよいものが見られることを期待しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後に、今回の探鳥会の成果です。
9種9亜種+1種1亜種
1.アオバト 2.ウミウ 3.アオサギ 4.ウミネコ 5.トビ 6.ハシボソガラス 7.ハシブトガラス 8.ツバメ 9.ハクセキレイ

その他:1.ドバト

2019年 森戸川林道探鳥会

こんにちは。鳥類班58期班長のオパールです。
今回は、7月7日の七夕に行った鳥班のほぼ恒例探鳥会である森戸川林道の探鳥会について書こうと思います。参加者はオパール、2年から新たに入ってくれた鳥班2年のミルク、鳥班1年の五郎助です。

この日はずっと曇ったままで、さらに小雨がずっと降り続くあいにくの天気でした。鳥がみれるのか...と不安になりつつ、バスに乗り森戸川林道へ向かいました。

林道入口についてもやはり雨。雨をしのぐように林道内へ向かいました。林道内では、生い茂る木のおかげであまり雨を気にせず行動することができました。しかし、日が出ていないだけあって林道内は暗かったです。ぬかるんでいる足元に注意しつつ進みました。

視界が悪い中、鳴き声を頼りに鳥を探して観察しつつ、開けた場所までひたすら歩き、お昼休憩にしました。そこで、「ヒーチュイー」と美しいさえずりが聞こえました。よく探すと、真っ白なお腹が見えました、オオルリです。しばらく観察してからお昼ご飯を食べ、再び林道を進みました。
しばらく歩くと、カッカッジャッと何か濁ったような声が聞こえ、足を止めて観察すると、タイワンリスがいました。見つかった、と感づいたのか、素早く動き回り森の中へ消えて行きました。
またしばらく歩くと、綺麗なさえずりとともに再びオオルリが現れてくれました。オオルリを観察し、しばらく立ち止まっていると、突然近くで「ピーリルリルホイホイホイ」と声が聞こえてきました。サンコウチョウの声だ!と必死にみんなで探しましたが、五郎助がカメラ越しに一瞬見えただけで、行ってしまいました。少し残念な気持ちになりながら先へ進みました。
その後は、メジロの群れやコゲラを見ることができましたがサンコウチョウは見られず、声も聞けず...雨の影響で行き止まりとなった場所で引き返しました。

帰り道では再びオオルリやタイワンリス、ガビチョウに会うことができました。そして林道を抜けるまであと15分くらいのところまで歩いてきたところで、少し後ろから「ピーリルリーホイホイホイ」と、サンコウチョウの声が聞こえてきました!少し道を戻ってサンコウチョウの声が聞こえた方をじっと見ていると....

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サンコウチョウ Terpsiphone atrocaudata atrocaudata(撮影者:五郎助)

出ました、サンコウチョウです!私たちの前に姿を現してくれました!しばらくさえずってから飛んでいってしました。最後に目当てのサンコウチョウが参加者全員みられて満足した状態で帰ることができました。
来年は天気が晴れて、サンコウチョウがもっときれいに見られることを期待しましょう!
最後まで記事を読んでくださりありがとうございました。

以下、今回の探鳥会の成果です。
括弧書きは鳴き声のみ記録できた種です。

10種10亜種+1種1亜種
1.(ホトトギス) 2.トビ 3.カワセミ 4.コゲラ 5.サンコウチョウ 6.ハシブトガラス 7.(ヤマガラ) 8.シジュウカラ 9.ツバメ 10.(ヒヨドリ) 11.ウグイス 12.メジロ 13.オオルリ 14.(ホオジロ)

その他:1.ガビチョウ

2019年 南行徳探鳥会

こんにちは!59期鳥類班2年のグッタタです。
ブログを書くのは初めてです。よろしくお願いします。
今回は、南行徳での調査について書きたいと思います。

この調査は、去年に引き続き哺乳類班のタヌキ調査に同行させていただく形で実現できました!
同行を快諾してくれた哺乳類の方々、ありがとうございます。(ぜひ次回もよろしくお願いします…(小声))

 参加者は鳥類班3年のオパール先輩、鳥類班2年のグッタタと、他班から参加してくれた2年のKさん、そして、鳥類班1年の期待の新人、五郎助の合計4人です。

 南行徳駅で下車し、外へ出ると今にも雨が降りそうな天気でした…雨が降らないことを祈りつつ、調査地へ向かいました。結果的に調査中は、ぽつぽつと雨が降る時間帯もありましたが、土砂降りになることはありませんでした。傘を差しながら双眼鏡を持ちスコープを組み立てて…というわちゃわちゃ状態にならなくて本当になによりです。

 さて、今回の探鳥地は「行徳野鳥保護区」です。通常では立ち入りが制限される場所ですが、哺乳班が定期的にタヌキ調査を行っており、私たちはそれに同行させていただきました。立ち入りを許可してくださった管理者の方々、同行を許可してくれた哺乳班のみなさん、ありがとうございます。

まず、調査地に入る前にカルガモの親子を見ることができました。かわいい!という声が哺乳類班からも聞こえてきました。
20190801232819784.jpeg


カルガモ anas zonorhyncha zonorhyncha (撮影者:五郎助)

今回、Kさんと五郎助はカメラを持っていたこともあり、写真を撮ってくれました。

五郎助は普段の調査でもよく野鳥の写真を撮ってくれるすごい後輩です。いつもありがとうございます。


調査地に入り何分か歩くと、コジュケイの声が藪の中から聞こえました。今までに私は何度かコジュケイの声をいろいろな探鳥地で聞いてきましたが、その姿は一度も見たことがないです。ぜひ見たいものです。

その後、歩いていると右側に中洲が見え、たくさんのカワウが見られました。
カワウ 南行徳2019

カワウ Phalacrocorax carbo hanedae (撮影者:五郎助)

写真を撮り、ウミウが紛れていないかと話しつつスコープを組み立てていたとき、謎のカモが目の前を通り過ぎていきました。

 明らかにカルガモではない…けれどこの時期にカモ類がいるはずない…と話しつつ、写真を撮ってスコープで観察していて、20分近くその場からほとんど動きませんでした。(笑)

そしてついに判明しました。この謎のカモは、オナガガモでした。
オナガガモ 2019 南行徳

オナガガモ Anas acuta acuta (撮影者:五郎助)

 「どのカモの雌なんだろう…」と話していたその姿は、カモ類の雄が全体的に地味な雌のような羽衣になり、外敵に目立ちにくくなった「エクリプス」だそうです。この時期、オナガガモは日本にはいないはずですが、体調がすぐれない場合や、けがをした場合などは渡りをせず、日本に留まることがあるそうです。

 その後、去年一瞬見られたオオヨシキリをもう一度見たい!と思いつつ歩いていると、オオヨシキリの声が聞こえてきました。

 何分か同じ場所で粘っていると一瞬、オオヨシキリのような鳥が近くまで来て、すぐ飛び立っていきました。「これは!オオヨシキリだ!」と思い班員の皆さんに言いましたが、みなさん別方向を見ていました…。あれは幻だったのでしょうか…。

 次回またここへ調査しに来れるとしたら、オオヨシキリの写真を撮ることを目標にします。(写真を撮るのは私ではないですが)

 何度も繰り返しになってしまいますが、哺乳類班のみなさんをはじめとし、今回南行徳にて調査をすることを快諾してくれた方々、ありがとうございます。

最後まで記事を読んで読んでいただき、ありがとうございます。まだまだ稚拙な記事ではありますが、これからも先輩方にアドバイス等いただきながらブログを更新していきたいと思います。よろしくお願い致します。

以下は今回の調査の成果です。
※括弧書きは鳴き声のみ記録できた種です。

15種15亜種+1種1亜種
1.カルガモ 2.オナガガモ 3.カワウ 4.アオサギ 5.ダイサギ 6.コゲラ 7.ハシボソガラス 8.ハシブトガラス 9.シジュウカラ 
10.ツバメ 11.イワツバメ 12.オオヨシキリ 13.ムクドリ 14.スズメ 

その他:(1.コジュケイ)2.ドバト

2018年 谷津干潟

 はじめまして、58期唯一の鳥類班のオパールです。
 今回初めてブログを書くので少し緊張しています…。よろしくお願いいたします。

 さて、今回はシギチを見にこの千葉県習志野市にある谷津干潟に行きました。今回はその活動について書いていきたいと思います。

 参加者は3年生のチカディー先輩と2年生の私、そして1年生のダイヤとグッタタの計4名です。

 谷津干潟最寄り駅を降りて徒歩10分程度で谷津干潟につきました。9時8分に探鳥会スタートです。
早速サギ類カモ類がちらほらいました。
 たくさんいるカルガモより小さいカモたちはコガモのメスだと思い込んでいましたが、なにか様子がおかしい…と思い、よくよく見てみると、半分以上はシマアジでした!そしてシマアジにまじってヒドリガモのペアも見つけました。

 色々見ながら歩いて、途中にあった自然観察センターで昼食をとり、再び雨が降っている中歩いていたとき、ふと干潟を見下ろすと…

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キアシシギ Heteroscelus brevipes  (撮影:ダイヤ)


 キアシシギがいました!しかし、こちらに気づいていながらもなかなか逃げずに動かない…。なんだか様子がおかしかったのでよく観察していると、なんと、その名前にもなっている黄色い脚に、貝らしきものがはさまっていることがわかりました!!まさに漁夫の利状態です。しかし、キアシシギにとっては利はないようで、飛んでも歩いてもその貝が取れる様子もなく、なんだか少し困った顔をしているようにも見えました。取ってあげることができなくてごめんね…と思いつつ先に進みます。

 だんだん潮が満ちてきて、水面が高くなってきました。干潟を見下ろすと、エイが泳いでいるのが見えました。干潟にエイが出没するのか、と驚きました。

 谷津干潟を半分以上まわったあたりで、セイタカシギの家族と思われる群れに遭遇しました。みんなでとことこ歩く姿がかわいらしくて思わずしばらくみんなで立ち止まって観察してしまいました。

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セイタカシギ Himantopus himantopus himantopus (撮影:ダイヤ)


 今回の探鳥会は、谷津干潟を一周し終えた15時50分頃、解散になりました。シギチとカモ類は見分けが難しいので、もっと勉強しなくては、と感じさせる探鳥会となりました。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。


 最後に今回の成果です

27種27亜種+1種1亜種
1.ヒドリガモ 2.カルガモ 3.シマアジ 4.コガモ 5.キジバト 6.カワウ 7.アオサギ 8.ダイサギ 9.コサギ 10.セイタカシギ 11.キアシシギ 12.イソシギ 13.ウミネコ 14.トビ 15.カワセミ(鳴き声のみ) 16.コゲラ 17.チョウゲンボウ 18.モズ 19.オナガ 20.ハシボソガラス 21.ハシブトガラス 22.シジュウカラ 23.ツバメ 24.ヒヨドリ 25.ムクドリ 26.スズメ 27.ハクセキレイ 

その他:1.ドバト

プロフィール

鳥類班

Author:鳥類班
大学周辺だけでなく様々な場所で鳥を見たり記録したりしています。ほんわかした雰囲気で活動しています。時には真剣になったり、調査データと睨めっこして考察したりします。
フィールドは日本全国!

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